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キッチンで水漏れが起こる原因は?自分でできる対処法も紹介

水漏れの原因がわかりにくいキッチンの水回り

 

「キッチンの床が濡れてると思ったら、水漏れしていた」「突然シンク下から水漏れが……」など、キッチンで起こった水漏れに困った経験はありませんか?また、突然水漏れが発生した時のために、原因や対処法を知っておきたいという方もいるでしょう。そこでこの記事では、キッチンで水漏れが起こる原因と、自分でできる対処法について紹介していきます。気になる方はぜひチェックしてください。

この記事を読むための時間:3分

キッチンの水漏れの主な原因

早速、キッチンで起こる水漏れの主な原因を紹介していきます。

ナットの緩み

ナットが緩んだことにより、隙間が生じて水漏れが起きている可能性があります。特にキッチンの蛇口周辺や、シンク下の給水管・給湯管からの水漏れの原因に多いです。ナットが緩む原因は、時間の経過による経年劣化。または、汚れが蓄積してナットに圧力がかかり、緩むことも考えられます。緩んだナットは締め直すことで修理できることもありますが、緩んだナットがサビついていて動かない場合などに力任せに締めると、配管を壊してしまう恐れがあるため注意しましょう。

パッキンの劣化

接続部分のパッキンが劣化すると、隙間が生じたり、パッキンから水が滲み出たりして水漏れします。蛇口周辺や給水管、排水管のパッキン部分から水漏れしている場合の原因としてよく見られるでしょう。水回りのパッキンは、10年程度を目安に交換することをおすすめします。

排水ホースの破損

シンク下に伸びる太い排水ホースに亀裂・穴などができ、破損している場合も水漏れが起きます。排水ホースは樹脂製で耐久性が高いものの、熱湯を頻繁に流すなど、使い方によって劣化している可能性があるのです。小さな破損であればパテで補修できますが、ホース自体を交換する必要のあるケースも多いでしょう。

排水管の詰まり

排水管の下部や床付近から水漏れしている場合に原因として多いのが、排水管内部が詰まっているというもの。固まった油やゴミがたまり、詰まって水が溢れるケースです。この場合は、パイプクリーナーなどを使って詰まりを解消する必要があります。

キッチンの水漏れが起きた時の対処法

続いて、キッチンの水漏れが起きた時に自分でできる対処法を紹介していきます。

水漏れ箇所の特定

まずは、どこから水漏れしているのか特定してみましょう。水漏れ箇所がわかれば、自分で修理したり、部品を交換したりできる場合もあります。また、排水ホースの破損が原因であれば水を流すことは可能であり、水漏れの場所がわかれば対処しながら使用することが可能です。

できるだけはやく修理を依頼する

水漏れ箇所が特定できなかったり、自分では修理できないことが判明したりした場合は、できるだけはやく業者に修理を依頼することをおすすめします。放置するとカビや腐食が発生する恐れがあり、より被害が深刻になってしまう可能性があるためです。特に、水漏れを止められず常に水が漏れてしまっている状態の場合は、すぐに修理を依頼しましょう。

止水栓を閉める

水を流していないのに水漏れが発生している場合、止水栓を閉めることで水漏れを止められる場合があります。止水栓とは、シンク下の給水管に付いている栓のことです。止水栓より蛇口に近い場所で水漏れしているのであれば、その止水栓を止めると水漏れが止まるでしょう。止水栓よりも下で漏れている場合は、水道の元栓を閉める必要があります。

キッチンで水漏れが起こる原因はさまざま

キッチンで水漏れが起こる原因について紹介しました。原因として特に多いのはパッキンの劣化だと言われていますが、ナットの緩みのような簡単な不具合から破損まで、さまざまな原因で水漏れが引き起こる可能性があります。水漏れが起こる前に、日頃から部品の劣化や破損がないか点検しておくと安心です。また、水漏れが起こったらできるだけはやく修理を依頼して、被害が広がらないようにしましょう。

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