ブログ


水漏れの放置は被害拡大のリスクあり!すぐするべきことは?

放置で被害が広がる水漏れ

 

キッチンや浴室などに、「水漏れが気になっているけど、そのままにしている」という場所はありませんか?コストや面倒くささからしばらく放置してしまいがちな水漏れですが、実は水漏れを放置すると被害拡大のリスクがあるため、おすすめできません。この記事では、水漏れを放置することによって広がりうる被害と、すぐにするべき対処方法について紹介します。気になる方はぜひチェックしてください。

この記事を読むための時間:3分

水漏れの放置で考えられる被害

早速、水漏れを放置してしまった場合に考えられる被害を紹介して行きます。

カビや腐食の発生

水漏れによってカビが発生するケースは少なくありません。漏れた水が直接触れる範囲はもちろんのこと、直接は触れていない場所の壁や天井までカビが発生することもあります。また、カビの繁殖や濡れたことによって壁材などが腐ることもあり、見えない場所まで被害が広がっている場合も。大掛かりな改修工事が必要になってしまうかもしれません。

水道料金の上昇

水漏れを放置することにより水道料金が高くなることがあります。水の使用量は変わらないはずなのに請求額が跳ね上がったら、水漏れが原因の可能性があるでしょう。ごくわずかな水漏れでも、漏れ続けることによって1ヶ月で数万円分の料金が上乗せされてしまうことも。長時間放置することで被害範囲が広がり、漏れる水の量も増えるので、注意が必要です。

床材の剥がれ

水漏れによって床材に水が染み込み、変色や剥がれを引き起こしてしまうこともあります。ダメージが小さければ表面の床材を張り替えるだけで簡単に修理できますが、放置すればするほどダメージが広がり、床を取り替える大掛かりな工事が必要になってしまうでしょう。また、シロアリやカビの発生、漏電などの二次被害に繋がることもあるので、放置は禁物です。

室内の湿度が上がる

水漏れしていると室内の湿度が上がり、ジメジメして快適に過ごせなくなるという問題も。また、湿度が上がることでダニが発生しやすくなったり、結露が増えたり、部屋干しが乾きにくくなったり、除湿機を使う電気代がかかったりと、様々なデメリットがあります。

下の部屋への被害も

水漏れが大きいと、下の階まで水漏れが起こってしまうことがあります。マンションやアパートの場合、謝罪や損害賠償が必要なケースも。小さな水漏れに気付いた時点で放置せずに対処していれば、被害が大きくなるのを防げるかもしれません。

水漏れに気付いたらすぐにすること

水漏れは放置せず、早急に対処することが大切です。ここからは、水漏れに気付いたらすぐにすることを紹介していきます。

原因を特定して応急処置

まずは、どこから水漏れが起きているのか探し、破損やひび割れ、部品の劣化など、水漏れの原因を特定しましょう。原因がわかれば、部品を交換したり補修したりして応急処置します。水漏れの程度が大きく水が溢れている状態なら、原因を探す前に給水管の止水栓や元栓を閉めて水を止めてしまっても構いません。

業者に依頼

部品の交換だけでは完全に水漏れが止まらなかったり、止水栓を閉めた後の対処ができなかったりした場合は、水道業者に連絡して修理を依頼しましょう。家から近い業者や、24時間対応している業者などをあらかじめリストアップしておくと安心です。

賃貸の場合は管理会社に連絡

賃貸住宅の場合で、水漏れの程度が大きくカビや床材の剥がれなどが見られるのであれば、後のトラブルを防ぐために管理会社に連絡することをおすすめします。水漏れの原因によっては管理会社が修理費を負担するケースもあるほか、管理会社が水道業者と契約しており、修理の対応をしてもらえることもあります。

水漏れは放置せず、被害を最小限に抑えよう

水漏れを放置することによる、被害拡大のリスクについて紹介しました。今は「ポタポタ」「ちょろちょろ」という小さな水漏れでも、その周囲に水圧がかかっていて、ある時突然大きな水漏れになってしまうかもしれません。また、気付かないうちに床材・壁材に被害が及び、カビや腐食が進んでいることも。水漏れは放置せず、被害が小さいうちに対処するようにしましょう。

プライバシーポリシー  /  特定商取引に基づく表記      Copyright (C) 2019 有限会社宇井工務店 二級建築士事務所. All rights Reserved.