外壁の定期点検にはプロの視点が必要!点検内容や業者選びのポイント
家を建ててからも一定の年数で定期点検をした方がいいと聞くけれど、自分で見たところ特に異常もないように感じるので、本当に必要かどうか迷っている方も多いのではないでしょうか。この記事では、外壁の定期点検が必要な理由や定期点検の内容、業者選びのポイントなどをご紹介します。大切な住まいをきれいな状態でできるだけ長く保ちたい方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
この記事を読むための時間:3分
外壁の定期点検が必要な理由は?
外壁をできるだけ長持ちさせるためには、外壁の異常をできるだけ早く発見して、補修することが大切です。異常に気づかず、塗料が剥がれた状態で放置していると、外壁材がしっかりと保護されていないまま、雨風や紫外線にさらされる状態になり、劣化が急速に進みます。またひび割れがあるのに放置していると、雨水が侵入して家の耐久性にも悪影響を及ぼし、大変危険です。
メンテナンスのタイミングを逃してしまうと、大きな工事が必要になり、多額の出費が生じてしまうこともあるため、コストパフォーマンスの面においても定期的な点検は必要です。大切な住まいの美観を保ち、劣化や不具合を早めに見つけるためにも、適切なタイミングで、点検を行いましょう。
外壁の定期点検の内容
ここでは、外壁の定期点検の内容をご紹介します。
外壁のチェック
定期点検の内容で最も大切なことは、外壁の状態をチェックすることです。家を守る外壁に不具合がないか、劣化症状が出ていないかに注目し、くまなく確認していきます。プロならではの技法と知識を持って、わかりにくい異常もしっかり見つけることができます。
家全体の計測
外壁の定期点検の際には、外壁の面積を計測したり、パーツの数などを数えたりすることがあります。これは、塗装の施工等が必要になった場合、正確な見積もりを出すために必要な作業です。同じ坪数であっても、家の形によって外壁の面積は異なります。家を建てた際の図面を持っていれば、コピーを渡しておくことで、スムーズに計測を行うことができるため、図面を保管している方は業者に提示しましょう。
壁材の素材をチェック
外壁材によって適したメンテナンスの方法は異なります。合わないメンテナンスの方法で施工してしまうと、後に不具合が起きてしまったり耐久年数が下がってしまったりなどのトラブルに発展してしまいます。使用しているパーツや、壁の素材を確認することも、定期点検でチェックするポイントの一つです。
定期点検で発見できる劣化のサインは?
外壁の定期点検では下記のような異常を発見することができます。
- チョーキング
- 色褪せ
- サビの発生
- 屋根全体の劣化具合
- コーキングの劣化具合
- カビや藻、コケの発生
- ひび割れ
これらのものは、劣化が始まりかけている、または劣化が進行しているサインです。場所によっては、自分で見ただけでわからないものもあるので、専門家の目でチェックしてもらうと安心です。
外壁の定期点検を依頼する業者選びのポイント
ここでは、外壁の定期点検を依頼する業者選びのポイントをご紹介します。
地域に根付いた業者
外壁の定期点検は、頻繁にするわけではないので、正確さがとても重要です。信頼できる業者を選ぶためにも、必ずホームページをチェックして、口コミや実績をチェックしてみましょう。
また次の点検やメンテナンスまでに10年以上開くこともあるため、10年後まで存続している会社を選びたいですよね。設立してまだ数年の会社は、10年後どうなっているか分からないのが現実です。長く営業している業者は、地元の人からの信頼の証でもあり、経営も安定していることがうかがえるので安心です。
アフターフォローが充実している
外壁塗装後には、さまざまなトラブルが起きたり、瑕疵が見つかったりする可能性があります。何が起こるか分からないため、アフターサービスが充実している会社を選びましょう。契約する際に保証対象の範囲や内容、追加料理の有無をしっかり確認しておいてください。
まとめ
いかがでしたか。外壁の定期点検が必要な理由や点検内容、業者選びのポイントなどを解説しました。定期点検を怠り、家の劣化が進んでしまうと、取り返しのつかない事態に発展してしまう可能性もあります。ベストなタイミングでプロの目で見てもらうと安心ですよ。
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