外壁の雨染みをスッキリ解消!掃除の方法や再発防止のポイントを紹介
家を建てる際、せっかくこだわってデザインした外壁に雨染みができてしまったら台無しですよね。この記事では、外壁の雨染みを除去する方法や防止するためのポイントをご紹介します。雨染みでお悩みの方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
この記事を読むための時間:3分
外壁の雨染みとは?
雨染みの正体とは、雨の日に流れ落ちた外壁の汚れです。きれいに流れなかった汚れは、そのまま乾燥してしまい、雨染みや雨だれとなって残ってしまいます。排気ガスや土埃、花粉などのさまざまな物質が混ざり合っているため、水をかけただけではなかなかきれいにすることが難しいです。
外壁の雨染みを除去する方法
ここでは、外壁の雨染みを除去する方法をご紹介します。
高圧洗浄機で洗う
強力な洗浄力を持つ、高圧洗浄機を使って雨だれを除去する方法もおすすめです。土間や駐車場を清掃する際にも使用できるので、ホームセンターなどで購入してみるのもいいかもしれません。高圧洗浄で汚れを落とすのは非常に効果的ですが、塗膜が劣化していたりなど、再塗装が必要な状態ではますます傷めてしまう可能性があるので、注意しましょう。
また水圧を強くしすぎることで壁が痛んでしまったり、騒音が発生してしまったりすることもあるため、細心の注意を払って作業してください。
中性洗剤を使用する
外壁についた汚れには、さまざまな化学物質が含まれています。それらを洗浄するには、浴室用や食器用などの、中性洗剤が役立つ場合もあります。
外壁を一度水洗いしたら、ぬるま湯で希釈した中性洗剤をスポンジに含ませ、こすり洗いを行います。外壁を傷めないよう、丁寧にやさしく洗いましょう。また洗剤の成分が壁に残ってしまうと、変色や色ムラの原因になってしまうため、ホースの水を使って、細部まで洗い流してください。
外壁用のクリーナーを使用する
雨染みが、中性洗剤を使ってもなかなか落ちない場合には、外壁専用のクリーナーを使用してみましょう。専用クリーナーは、スプレータイプのものや、塗布するタイプのものなど、さまざまな種類のものがホームセンターなどに販売されているので、チェックしてみてください。
しつこい雨染みは業者に依頼しよう
中性洗剤や、専用のクリーナーを用いてもなかなか落ちない場合には、業者に依頼してきれいにしてもらうという方法もおすすめです。高圧洗浄機を購入することを考えると、あまり変わらない値段で依頼できるケースもあります。
また高圧洗浄でも落とすことができない、カビやコケなどのしつこい汚れでも、バイオ洗浄や特殊な薬剤を使用した洗浄方法で、きれいにすることが可能です。屋根周りや2階などの高所作業が必要になる場合も、安全のために業者に依頼する方が良いでしょう。
外壁の雨染みを防止するためのポイント
せっかくきれいになった外壁には、二度と雨染みができないよう防止策を講じておきたいものですよね。ここでは、外壁の雨染みを防ぐポイントをご紹介します。
低汚染塗料で塗装する
雨だれを防ぐには、汚れにくい塗料で塗装することをおすすめします。光触媒機能やセルフクリーニング機能などの効果を持っている塗料を選ぶことで、自然に汚れを落とし、雨だれだけではなく他の汚れからも外壁を守ってくれます。
窓枠に水切りを設置する
雨染みや雨だれは、窓の角部分から下に垂れる形で生じやすいという特徴があります。外壁の雨染みを予防したい方は、窓の角部分に雨だれ防止用のアイテムを取り付けましょう。また窓のサッシは水の通り道であるため、サッシに溜まった埃を含んだ水が外壁に伝わり、雨染みとなります。窓サッシの下に水切りを設置すると、雨染みを予防できるでしょう。
まとめ
いかがでしたか。外壁の雨染みを除去する方法や、防止するためのポイントをご紹介しました。普段から少し気をつけておくだけで、雨染みの悩みは解消されることがほとんどです。また雨染みができてしまってもこまめに掃除をすることで、簡単に落とすことができるでしょう。今回の記事を参考にしていただき、ぜひきれいな外壁を守るために役立ててくださいね。
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