外壁塗装の必要を感じて見積もりを取ってみたものの、項目の意味がわからなかったり、チェックすべきポイントがいまいち掴み切れなかったりして、不安を感じてしまった経験はありませんか？この記事では、外壁塗装の見積書の主な項目や、見積もりをもらうときの注意点をご紹介します。外壁塗装に関してあまり詳しくない方にもわかりやすく解説するので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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外壁塗装見積もり書が分かると良いことづくめ！

外壁塗装の見積もり書を受け取っても、わからないからとあまり目を通さないという方も多いのではないでしょうか。実は外壁塗装の見積もり書を読めるようになると、さまざまなメリットがあります。

例えば、悪徳業者の手口として手抜きしたり安い塗料を使ったりするために、敢えて詳細を書かないというケースがあります。しかし、事前に気をつけて見積もりの内容を確認し、曖昧であることに気付くことができれば、契約をせずに他の業者を探すことができます。

また工事中や工事後の、追加費用の発生を防ぐことができ、適正価格であるかどうかも確認することができます。何でも鵜呑みにして聞き入れてしまうと、悪徳業者に騙されてしまうリスクが上がります。

外壁塗装見積もり書の主な項目を解説

ここでは外壁塗装の見積もり書の、主な項目を解説します。他にもさまざまな項目があるため、疑問に思った点はすぐに利用者に質問するようにしましょう。しっかりとした業者であれば、その場で丁寧に解説してくれるはずです。

足場

足場代とは、足場を設置するためにかかる費用です。飛散防止シートの設置や、仮設足場の組み立てと、まとめて記載されているケースもあります。足場を設置する面積によって単価は変わりますが、目安として1平方メートルあたり600円〜800円を考えておけば良いでしょう。

養生

塗料が飛んで予期せぬところに付着するのを防ぐために、窓や車、近隣住民の持ち物などに、マスキングテープやビニールなどを貼りめぐらせます。万が一のことがあった場合、ご近所トラブルに発展する可能性もあるため、必要な対策です。

洗浄

高圧洗浄機を使用して、汚れた外壁をきれいに洗浄する工程を指します。単価の相場は、1平方メートルあたり150円〜250円の間になります。

諸経費

業者の利益を始めとし、ゴミを廃棄するための料金や交通費など、さまざまな価格が含まれています。業者によって異なるため、詳細が気になる場合は必ず聞いておきましょう。金額の目安としては、工事にかかった総額の、3〜20%程度が適正価格となります。

外壁塗装見積もり書を見るときのチェックポイント

ここでは、見積もりを確認するときの、チェックポイントを紹介します。

塗装は何度塗りか

外壁や屋根の塗装は、下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りが基本です。塗装の回数が少なすぎても多すぎても、機能が十分に発揮できなかったりかえって剥がれやすくなってしまう危険性があります。稀に塗料の種類によっては2回塗りのものもあるので、塗料の仕様に適した回数をチェックしておきましょう。

下地処理

下地処理は後から塗る塗料の密着度を左右し、耐久性にも関わってくるため、非常に大切な作業です。下地処理に力を入れていないと感じる業者であればすぐに候補から外しましょう。下地処理ではどこにどんな作業を行うかという具体的な内容をしっかり確認しておいてください。「一式」で片付けている業者は、要注意です。

使用する塗料・メーカー

見積もり書の塗料の項目を確認したときに、塗料の種類だけではなく商品名とメーカー名がきちんと記載されているかどうかもチェックしておきましょう。また塗料の期待耐用年数や保証年数などについても口では何とでも言えるため、見積もり書や契約書などの書面に記してもらうようにしてください。

見積もりをもらうときの注意点

言った言わない、などのトラブルを防ぐためにも、契約することについては、必ず書面に残しましょう。お互いに悪気がなくても、話が行き違ってしまう事はよくある話です。また外壁塗装は大きな金額が動く上に、わからない用語や慣れない話が飛び交うことも多いでしょう。見積もり書や契約書を見たときに、わからない点や不安に思ったところは必ず入念に確認する姿勢が大切です。

まとめ

いかがでしたか。この記事では、外壁塗装の見積書の主な項目や見積もりをもらうときの注意点、チェックしたいポイントをご紹介しました。外壁塗装の工事で見積もり書をもらったときにはぜひ参考にしてみてくださいね。